本当に心から、お詫びを申し上げたいと思う。
誰にか?
ジェームズ・キャメロン監督にである。
アバターのレビューをネットで見てみると...
『結局白人至上主義、金儲け主義は間違いと言いたかった映画なの?
要はインディアンと騎兵隊の戦いを脚色しただけで特撮を観てくださいって映画ですね。』
と言うような内容のレビューが、ま、1件や2件では無かった。
で、ふうん、ま、その程度の映画でしょ。
と俺も思っていた。それに対してお詫びを申し上げたいのだ。
つまり、とても素晴らしい映画であったと
責任を持って、ここに宣言する。
観ていない人に大まかな説明をすると、
地球人が、ある惑星の鉱物資源をゲットするために
現住民族を植民地化(奴隷化)しようとするが、現住民族は抵抗し、
そればかりでなく、文化もそれなりに素晴らしいぞと
そういう映画であったかと思う。(ザックリ言った。)
原住民からすると、地球人はエイリアンであって
地球人からすると、原住民は未開人であった。
地球人である主人公は言った。
「人間はいつも同じだ!
目的の邪魔になるヤツは敵と見なし、力ずくで奪う。」
ん?
このセリフの、『人間は』を『アメリカは』
に置き換えてみると、ちょっとしたカミングアウトだ。
映画の中で、青い肌をしている原住民のことを、「ブルーモンキー」と呼んでいた。
ブルーモンキー??なんか思い出した。
ああ、確かあいつらは、我々のことを
「イエローモンキー」と呼んでいたな。
映画の中で、「ゴキブリは焼き殺す。」と、原住民のことを害虫呼ばわりしていた。
映画の中で、地球人が原住民を攻めるとき、ガス弾で攻撃している時おもった。
そんなまどろっこしいことせず、大量殺戮兵器でドカンといったらんかい!
そう、ヒロシマ・ナガサキのようにな!!!
ジェイムズキャメロン、このような素晴らしい映画を撮ってくれて本当にありがとう。
感動しました。
しかし
君の国籍が”USA”であったことは
俺にも、救いようがないわ。本当にごめんな。(^o^)
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by jantaguesthouse
| 2010-05-17 21:38